本文へスキップ

抜いた歯は生えてきません.削った歯は元に戻せません。歯科治療は両刃の剣であることを理解して治療を受けてくださるようおねがいします.

TEL.03-3954-8844

〒161-0032 東京都新宿区中落合2-20-6

臨床の知(りんしょうのち)

臨床の知と歯科医療 


 
 現代の歯科治療では科学的思考に基づいた”科学の知”だけではなく、哲学者の中村雄二郎先生が提唱している”臨床の知”に基づいた考え方がどうしても必要です.

”臨床の知”とは、近代科学の反省のもとに、それが見落として排除してきた諸側面を生かした知のあり方であり、学問の方法である(”臨床の知とは何か” 岩波新書 203 p125)

科学の知、臨床の知


 現代医療は手塚治虫の思い描いた未来の医学とは程遠いところにあります. 病気を克服して永く生を享受できるはずだった21世紀ですが、現実は長生きはしているものの、ただただ特養ホーム入所を待ち望んでいるだけの長生きになってしまいました
≪科学の知、臨床の知≫


科学の知と現実のずれ


「その治療法は科学的ではない」ということは、「その治療法はまやかしである」ということとほとんど同じ意味です.歯科治療でも、“茄子の黒焼きが歯周病に効く”などという科学的とはいえない民間療法はほとんど見向きもされません.
 一方でその近代歯科医学に基づいた歯科治療が万全なのかというと、そうとも言えません.
≪科学の知と現実のずれ≫


近代科学が排除したもの


 近代科学の「普遍性」「論理性」「客観性」という原理が排除してしまったものに注目することが現代の歯科医療には不可欠です.
≪近代科学が排除したもの≫


歯周病と日々の生活

 歯周病はその人の“生き方”や“日々の生活”がその発症や進行に大きく関わるので、その部分へのアプローチがなければ歯周病治療の成功はおぼつきません.
《歯周病と日々の生活》


特定病因説


 特定病因説だけですべての病気が治せると考えていると、得体のしれない咬合治療や未熟な矯正治療によって大きな被害を被ってしまうことがあります.
《特定病因説》


歯科治療は修理ではありません


 歯科疾患は自動車の故障とは違うので、一人ひとりその治療方針は異なってきます.
≪歯科治療は修理ではありません≫


一方通行の治療


 患者さんと歯医者の間に十分な交流がないと歯科治療、特に歯周病治療はうまくいきません.
《一方通行の治療》