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抜いた歯は生えてきません.削った歯は元に戻せません。歯科治療は両刃の剣であることを理解して治療を受けてくださるようおねがいします.

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社会もインプラントのトラブルに注目している



インプラント医がトラブルを問題にしはじめた

インプラントの失敗が公になり始めている

 インプラントのトラブルがとても多くなっているようです.

 2014年10月号の歯界展望にインプラントトラブル症例の報告が載っています.

 「The Fabric of modern implantology」というタイトルの連載第1回です.

 著者は『今まであまりにも安易に抜歯を行ってインプラントを埋入してきたことを反省するべきだ』として、数年前からインプラント治療の普及に歯止めがかかっており、それは歯科医師に問題があるからだと言っています.

 『倫理観に欠ける歯科医師がインプラント埋入をおこなったり、天然歯に問題をかかえているにもかかわらず、それを見過ごす、あるいは先送りにして、安易なインプラント治療のみを行ったり、メーカーに先導され検証もされていないインプラントの埋入を試み、また経験も踏まず新しい術式を早計に行ってきたことを反省しなければならない』と書いてあります.

 この論文にはトラブル症例の口腔内写真やX線写真がたくさん提示されており、なかには何を考えて歯科治療をやっているのだろうというものもあり、心が痛みます.


インプラントで新たな病気をつくってしまった

 著者はこう言います.
 『皮肉にも、われわれは(インプラントを埋入することで)新たな病気を持ちこみ、その種々の合併症の対応に追われる環境を自ら造ってしまったのである』と.

 ここ20年くらいの間、歯医者であれば猫も杓子もインプラントという状態が続いていました.

 しかし、その結果がどうも芳しくないので、さすがにインプラントをどんどん埋入していた歯科医たちも危機感をいだかざるをえなくなっているようです.

 インプラントを埋入している歯科医がトラブル症例に接する機会は私などの数十倍でしょうから、通常の精神状態の歯科医であれば、その自責の念は強くなっているはずです.
 ましてや、経験を積んだ責任感のある歯科医ほど、失敗症例に出会うことでその反省の度合いは大きくなっているのでしょう.



マスコミもインプラントの問題点を取り上げている

 少し前にことになりますが、NHKのクローズアップ現代で「歯科インプラント トラブル急増の理由」と題したインプラントのトラブルについての放映がありました.視聴率は9.5%あったそうです.

 私が危惧していたインプラントのトラブルが社会問題化しているようです.

 インプラントは今までの歯科治療と違ったいろいろな問題点があります.一回処置を施してしまうと後戻りができません.

 インプラントを勧められた時は慎重にことを進めてください.

 以下は番組のメッセージです.
 『=トラブル急増 インプラント=
 自分の歯のようにしっかりかめるように画期的な治療法として、歯が抜けた人の1割に普及しているという歯科インプラント。ところが、顎の骨に金属の土台を埋め込む手術をする際、歯科医師のミスや技量不足のために大量出血したり、麻痺が残ったりするトラブルが相次いでおり、死亡事故も起きた。国民生活センターは5年間で2000件の相談が寄せられたとして、先月、行政や医師会などに早急な対策を呼びかけた。インプラント治療は自由診療で、標準的な治療方法が定められていない。保険診療と違って監督官庁の監視も届きにくく、十分な技術を持たない医師が、高い治療費をとれるインプラントに安易に走っているという指摘もある。そこで、学会では治療のガイドラインの策定に着手。一部の大学では、授業を新設して、治療の技術とモラルを向上させる取り組みを始めた。また、自由診療とはいえ、何らかの規制・監督が必要な時期に来ているというという声が高まっている。インプラント治療のトラブルの実態と対策を報告する。』

クローズアップ現代のホームページ
https://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3143.html
国民生活センターのホームページ
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20111222_2.html


国民生活セターの注意喚起、2019年版

 
 2019年3月14日付けで、国民生活センターがインプラントに対する注意を喚起しています.

 国民生活センターのホームページによると
『国民生活センターと全国の消費生活センター等をオンラインネットワークで結び、消費生活に関する相談情報を蓄積しているデータベースには、インプラント治療に関する危害情報が、2011年の公表直後も毎年度60〜80件程度寄せられています。内容を見ると、手術直後から痺(しび)れがとれない、治療前に患者の身体状態を確認せず施術されたなどインプラント治療指針に沿っていないと思われる事例のほか、歯科医師が治療を断念して、どのように治療を継続したら良いかわからないなどの事例もみられます。』
と報告されています.

 インプラントのトラブルの実態は相変わらずすさまじいものがあるようです.

あなたの歯科インプラントは大丈夫ですか−なくならない歯科インプラントにかかわる相談−
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190314_1.html





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