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このページの目次 |
*歯を大切にするのは難しい *歯を大切にする三ヶ条 @ 自分の歯、口の実力を知る A 歯科治療が必要なのか知る B 歯科治療の内容を理解する |
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私たちの願いは“歯を大切にしたい“と思っている方のお役に立ちたいということです. しかし、「歯を大切にする」といっても、何をどうして良いか分からないことが多いと思います. 歯みがきを一生懸命やっているのにむし歯ができてしまった、定期的に歯科医院に行っていたのに歯周病がどんどん悪化してしまった、などというのは稀なことではありません. 歯は大切だからと、清水の舞台から飛び降りたつもりで、高価なセラミックを入れたのに、数年もたたないうちにとれてしまったり、歯根が割れてしまったりして抜かざるを得なくなったというような悲劇も後を絶ちません. |
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では、”歯を大切にする”には何をしたら良いのでしょうか? 私たちは3つのことが必要ではないかと考えています. 一つは『自分の歯や口の実力を知る』ということです. もうひとつは『歯科医院へ行く必要があるのかどうかを知る』ことです. 3つめは歯科医の勧める『歯科治療の内容を理解する』というこです. ここではその3つの条件について解説したいと思います. |
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現在、歯が何本あるのか数える自分の口がどのような状態なのかは、自分の歯が何本あるかで、ある程度分かります.欠損歯の数によって、口を守っていく方法が異なってきます. 1)歯を1本も失っていない人 2)1本だけ失ってしまった人 3)2,3本失った人 4)5,6〜14,5本失ってしまったしまった人 5)14,5本以上失ってしまった人 この中で4)の5,6本から14,5本失った人の管理が一番難しくなります. *全部歯が残っている人は親知らず(第三大臼歯)を含めて32本.親知らずを除くと28本あります. |
《さらに詳しく知りたい方はこちら》 *口の状態を把握する *病態(びょうたい)と病勢(びょうせい)を知る *病態や病勢からこれからの対策を練る |
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歯科治療が必要かどうかは患者さんの自覚症状が一番大切です.
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ご自身の歯を大切にするのに、歯科治療の内容を知る必要があるのか、と不思議に思う方もいらっしゃると思います. 専門家の言うことをきちんと守っていれば大丈夫ではないかとおっしゃる方も多いと思います. しかし、歯科医の言うことがすべて正しく、歯科医が患者さんの歯を大切にすることを第一に考えているわけではありません. 歯自体が健康で長持ちするより、当面の咀嚼機能の回復や審美性の回復を第一に考えている歯科医がたくさんいます. 必要のない補綴物やインプラントを入れることで、他の歯の崩壊を早めている知識も経験もない歯科医も少なくありません. その治療が本当にご自分の歯を大切にすることになるのか、ある程度歯科治療について知っておいた方が良いと思います. |
《歯を大切にするために歯科治療の内容を知る》 *高額な補綴物を入れることが歯を大切にしていることにはならない *インプラントや矯正、審美補綴は歯を大切にしているとはいえない *歯を大切にするには、治療のメリット・デメリットを知って治療を受ける |