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インプラント周囲炎


インプラント周囲炎とは


 インプラント周囲にプラークが停滞したままになっているとインプラント周囲の粘膜が炎症を起こしてしまいます.

 この状態を放置しておくとインプラントを支えている骨も溶けだしてインプラント周囲炎を発症します.

 インプラントも歯周病とまったく同じような状態になるわけで、この炎症をインプラント周囲炎といいます.

 ヨーロッパ歯周病学会のコンセンサスレポートでは28〜54%の人がインプラント周囲炎に罹患していると報告しています(*).

 インプラントの周囲は天然歯に比べ防御機能が弱いので歯周炎に比べ疾患は急速に進行してしまいます.

 しかし、インプラントが骨に結合していればインプラントが動く事も噛みにくくなることも少なくさらに疼痛もほとんどありません.

 したがってインプラント周囲炎に気付くのが遅れて被害が甚大になってしまうおそれがあるので注意が必要です.

 時間経過とともに発症する多くの重篤なトラブルはインプラント周囲炎からはじまります.
 (*)Zitzman & Berglundh 6th European Workshop on Periodontology. 2008、Definition and prevalence of peri-implant diseases


インプラント周囲炎の治療と歯周病の治療は異なります

 インプラント周囲炎はいったん炎症を起こすと、歯周炎に比べ急速に進行してしまいます.

 それは、インプラントの支持機構は天然歯の歯周支持組織に比べ防御機能が弱いからです.

 インプラント周囲炎に対する有効な治療法は現在のところ見つかっていないので、インプラント周囲炎は大きな問題になっています.

 世間では歯周炎もインプラント周囲炎も細菌による感染症なので、その治療法を同様に考えている人たちもいるようですが、私は歯周炎とインプラント周囲炎はまったく違うものであると考えています.

 歯周炎は付着上皮が免疫細胞の過剰な反応により破壊されることではじまります.付着上皮の破壊によってできた傷口をふさごうとして上皮の根尖側移動がおこり、歯周ポケットが形成されます.

 一方、インプラントと上皮は付着しておらず、病理学的にインプラントは上皮にできた傷(開放創)であると考えれています.したがってインプラント周囲炎は、上皮の連続性が絶たれた傷口に細菌が沈着してできる炎症ということになり、歯周炎とは炎症とはまったく違うものなのです.それゆえ、その治療法もまったく異なってくるということになります.

 歯周炎治療は自然治癒力の効果が期待できるのに対して、インプラント周囲炎ではその効果が期待できません.さらに効果が期待できないばかりではなく、自然治癒力が働けばインプラント周囲炎がかえって増悪化してしまうと考えられます.

 私たちの歯周病治療(オーラルフィジオセラピー)は”自然治癒力”を生かした治療法なので、インプラント周囲炎に対してはあまり効果が期待できないのです.




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