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2017年、新年のごあいさつ |
私も、山頭火が言うように、“淡きこと水のごとく”過ごせるように努力したいと考えています. しかし、“酉(とり)”年に”水(さんずい)”では、“酒”になってしまうのでちょっと注意が必要です. |
2017.1.1 |
歯科治療は○×式の頭ではうまくいきません |
機械と違って人間の身体は”壊れている”、”壊れていない”の○×で判断することはできません. ここまでは健康、ここから先は病気と線引きできるものではないのです. 《全文を読む》 |
2017.2.5 |
エクストゥルージョン、クラウンレングスニングは歯質の確保のためにおこなう歯科治療です |
エクストゥルージョンやクラウンレングスニングはむし歯や歯根破折などが進行して、必要な歯質の量が確保できないときに行う処置法です. 《全文を読む》 |
2017.3.9 |
ドックベストセメントの問題 |
ドックベストセメントはそれほど痛みを感じない部分は手用の器具で除去して、痛みを感じるであろう深部の軟化ゾウゲ質の細菌は金属イオンの作用で殺菌することで、削る量を少なくしようという試みです. 《全文を読む》 |
2017.4.26 |
プラーク |
プラーク(歯垢)というのは、歯の表面についている白っぽい沈着物で、細菌のかたまりです. 歯の表面についたプラークはむし歯の原因となり、歯と歯肉の境に停滞したものは歯周病を引き起こします. 《全文を読む》 |
2017.5.12 |
歯周病菌 |
歯周病の原因の一つが細菌性プラークであることは間違いないのですが、結核菌の原因菌が結核菌であるというように、これが歯周病菌であるという原因菌がみつかっているわけではありません. 《全文を読む》 |
2017.5.18 |
抜かずに治す治療 |
小西歯科医院ではグラグラの重度歯周病の歯でも、残根状態の歯でも、歯根破折の歯でも”抜かずに治す歯科治療”をしています. 《全文を読む》 |
2017.5.23 |
抜歯の基準にあてはまる歯を抜かずに治す |
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私たちはどんな状態の歯でも抜くことはしませんが、一般的にコンセンサスの得られている抜歯の基準というものは存在します. それは以下のようなものです. (1)歯槽骨吸収が歯根の1/3以上 (2)歯周ポケットが8mm以上 (3)動揺度が大きい (4)プローブが貫通してしまう根分岐部病変 (5)根管治療の難しい根尖病変 (6)膿瘍がなかなか消失しない (7)むし歯が進行して残根状態になっているもの (8)骨縁下に達している歯根破折 これらの抜歯の基準にあてはまる歯を”抜かずに治す歯科治療”ではどのように治療しているのかを症例写真を交えながら解説したいと思います. 《全文を読む》 |
2017.5.30 |
GTR法 |
上皮が根尖側に移動してしまうとその部分に骨を再生させるのは難しくなるので、メンブレンとよばれる特殊な膜を歯肉を剥離して埋め込み、歯肉上皮の増殖をおさえ、セメント質や歯槽骨の再生を促そうというのがGTR(guided tissue regeneration)法です. 《全文を読む》 |
2017.6.4 |
エムドゲイン法 |
エムドゲインを使っても、私たちが抜かずに治したいと考えているような、歯槽骨支持量が1/3以下の重度歯周炎の歯を救うことはできません. 《全文を読む》 |
2017.6.5 |
歯周病とは |
歯周病は歯周組織に発症する疾患の総称です. 日常的に問題となる歯周病としては歯肉炎と歯周炎があります. 歯槽膿漏(しそうのうろう)というのは排膿を特徴とする重度の歯周炎の古い名称です. 《さらに詳しく》 |
2017.7.13 |
歯周病は治りますか? |
歯周病には歯肉炎と歯周炎がありますが、歯肉炎は歯磨きだけで治すことができます. 歯周炎も軽度から中等度のものは、ほぼ歯磨きだけで治すことができますが歯根露出やブラックトライアングルの出現などの障害がおこることもあります. 《全文を読む》 |
2017.7.24 |
片山式ブラッシング法 |
私たちが歯周病治療の一環として行っているのが片山式ブラッシング法です. 片山式ブラッシング法は、その人の歯肉の炎症の程度や歯並び、治療目的によって、歯ブラシの種類や磨き方を変えていきます. 片山式ブラッシングは時間も労力もかかるので、実践するのは大変ですが、その効果は顕著です. 《さらに詳しく》 |
2017.9.4 |
歯周病のドグマ(誤った定説) |
歯周病についてネットで調べてみると「日本人の8割が歯周病」あるいは「歯周病は命にかかわる」などといった恐怖心をあおるような文言がたくさん並んでいます. これらのことはすべて嘘ではありませんが、あまりにも誇張がありすぎるのではないか、というのが私の正直な思いです. 《全文を読む》 |
2017.10.10 |
病む日本の歯科医療 |
現代日本の歯科医療には数々の問題が山積しています. インプラントの蔓延や歯の削りすぎ、安易な抜歯などがその最たるものですが、これらの問題治療が行われている裏には”歯科医師数の過剰、むし歯の減少、健康保険制度の改変”といった歯科医療をとりまく環境の問題が深く関わっています. 《全文を読む》 |
2017.11.7 |
経営のための自費治療とその害 |
歯科医師の数が増えれば、歯科医院のサービスが向上してよいことのように思えますが、話はそう簡単ではありません. なぜなら多くの歯科医院は過当競争にまきこまれ、患者さんの口の健康より医院の経営を優先した診療を強いられるようになるからです. 《全文を読む》 |
2017.11.9 |
差し歯がとれて70万円!? |
「前歯が割れているので、抜歯して都合5本の歯をつなげてブリッジにしなければならない」といわれ、セカンドオピニオンを求めて来院した患者さんがいらっしゃいました. 前歯の1本がポロリととれてしまったので、それをつけてもらおうと歯医者に行っただけなのに、70万かかると言われてびっくりしてしまいました. 《全文を読む》 |
2017.11.15 |
歯科医院の甘いキャッチフレーズには裏がある |
しかし、これらの”噛める歯”や”白い歯”を手に入れるためには大きな犠牲を払わなくてはいけないこと知っておかなくてはいけません. もちろん金銭的な負担もあるのですが、もっと大きな犠牲があります. その犠牲とは健康な歯質や健全な神経です. そして、健康な歯質や健全な神経を取り除いてしまうことが、歯のみならず口腔や全身の健康さえ脅かすことがあるということです. |
2017.11.19 |
大がかりな歯科補綴はその後始末が大変なのです |
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私が毎日の臨床で一番苦労しているのは、大がかりな補綴処置の後始末です. 何本もの歯をブリッジや固定でつなげた歯が歯周病やむし歯で使い物にならなくなってしまったものの再治療です. 《全文を読む》 |
2017.11.23 |
不安をあおる歯科医療 |
「抜かないと隣の歯に影響を与えて大変なことになる」、「欠損のまま放置すると噛み合わせが狂って重大な問題を引き起こしてしまう」、「歯周病を放置すると菌が頭にまわってしまう」などと言われたことのある方はたくさんいると思います. これらの発言は、患者さんのためというより、患者さんをたくさん集めて歯科医院の経営をよくしたいという思いが強いのではないかと私は考えています. |
2017.12.3 |
心の通じ合う歯科医療 |
私たちの診療室に来るのが「楽しい」、「楽しみにしている」、「ここに来るとホッとする」と言ってくださる方が徐々に増えていることを私たちは誇りに思っています. そして、そのような方々がたくさん来院してくださる診療室でありたいと願っています. 《全文を読む》 |
2017.12.10 |
診療時間 | ||||||
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
AM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
PM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
AM|午前9:00〜12:00 PM|午後2:00〜5:00 |
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休診日|木・日・祝祭日 |
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