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日本顎顔面インプラント学会が発表した調査報告によると、2009 年1 月から2011 年12 月までの3 年の間に79施設で421件のインプラント手術関連の重篤なトラブルのリカバリーを手がけています. 手術中の重篤なトラブルというのは、下歯槽神経やオトガイ神経などの神経の損傷、 インプラント体の上顎洞迷入や血管の損傷などで、それまでの歯科医療では考えられないような大きなトラブルです. そのような重篤なトラブルを1件の診療所で1年の間に2件弱も経験しているというのは無視できない数値です. |
インプラント手術関連の重篤な医療トラブルに関する緊急アンケート調査
平成24 年5 月31 日 緊急アンケート調査結果の報告(速報) インプラント手術関連の重篤な医療トラブルに関する緊急アンケート調査にご協力いただきましてありがとうございました。おかげ様で、アンケートの「速報」が出来上がりましたのでご報告申し上げます。 対象施設:日本顎顔面インプラント学会認定施設79 施設 |
<インプラント>歯科医6割「トラブル」…学会が指針作成へ 毎日新聞 2012年6月25日 あごの骨に金属製の人工歯根を埋め込んで人工の歯を取り付けるインプラント治療で、治療している歯科医の6割が何らかのトラブルを経験していたことが、日本歯科医学会の初めての全国調査で分かった。手術設備や治療前の検査にもばらつきがあった。同学会は調査結果を基に、インプラント治療のガイドライン作りを始める方針だ。 |
『著しい顎骨吸収がみられた上顎骨膜下インプラント周囲炎の1例』(歯界展望9月号)に掲載された、重篤なインプラントトラブルのリカバリーについての報告の参考文献です. 表題を見るだけでいかにインプラントの重篤なトラブルが頻発しているのか、お分かりいただけるのではないかと思います. |
1)鎌田守人ほか.口腔インプラントによる上顎洞炎.耳鼻臨床.2003;96:231-235 2)永易裕樹ほか.除去に至った骨膜下インプラントの2例.補綴臨床.2005;38(2):200-214 3)渡辺裕朗ほか.インプラント除去症例に関する研究.鶴見歯学.1996:22(2):219-226 4)松浦正明ほか.大型の骨膜下インプラント撤去例について.顎顔面補綴.2008;31:45-52 5)東條敏明ほか.不良な骨膜下インプラントを除去し、義歯により機能回復を図った1症例.鶴見歯学.1992;18(3):451-459 6)塩田重利.歯科インプラントを考える(1)、失敗例につての考察.補綴誌.1987;31:262-266 7)山根稔夫.インプラントの失敗症例からみた問題点.クインテッッセンス別冊/骨内インプラントの限界と可能性.1984;207-218 8)尾崎雅彦ほか.予後不良インプラント撤去後のコーヌステレスコープ義歯による機能回復.補綴誌.1989;33:1183-1193 9)大久保力廣ほか.インプラント脱落患者にクラスプデンチャーで成功した1症例.鶴見歯学 10)瓜生隆一ほか.インプラント撤去症例の臨床的検討.日口腔インプラント誌.1998;11:99-104 11)加藤仁夫ほか.仮性三叉神経痛と上顎洞炎を惹起した骨内インプラント.日口腔インプラント誌1993;6:136-141 12)佐藤光ほか.インプラント撤去症例における臨床的検討.歯学.1999;86:820-825 13)榎本昭二ほか.インプラントのトラブルを考える.The Implant Journal.1997;19:1381 |
診療時間 | ||||||
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
AM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
PM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
AM|午前9:00〜12:00 PM|午後2:00〜5:00 |
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休診日|木・日・祝祭日 |
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