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片山式歯周病治療法は片山恒夫先生が編み出した歯周病治療法ですが、単に歯周病の治療法というだけではなく、その教えの中には片山フィロソフィーとよばれる歯科臨床哲学が含まれています. |
片山恒夫先生(1982) |
片山式歯周病治療法は別名“自然良能賦活療法(しぜんりょうのうぶかつりょうほう)”ともいいます. 片山式ブラッシングと一口50回噛みにはじまる食生活改善が片山式歯周病治療法の2つの大きな柱です. この2つの柱のほかに呼吸法、体操、ストレス解消なども片山式歯周病治療の重要事項です. |
自然良能賦活療法の「賦活」は「ふかつ」と読みますが、「ふかつ」より「ぶかつ」の方が力強い響きなので、自然良能(自然治癒力)を力強く引き出すために、あえて「ぶかつりょうほう」と読むのだと片山先生は仰っていました. |
突っ込み震わせみがき |
片山式ブラッシングは歯周病治療のためのブラッシングです. 歯や歯肉の状態に合わせて丁寧にみがきます. 重度の歯周病の人は長時間磨く必要があります. 《さらに詳しく》 |
片山先生はその歯の実力に合った食品を良く噛むことにより、歯周組織の抵抗力を増強させることが歯周病治療の一つであると考えていました. ≪食生活改善はこちら≫ |
重度の歯周病治療は細菌に対するアプローチだけではうまくいきません. 「1口50回噛み」を基礎にした食生活改善とともに、「呼吸法」「運動」などで局所および全身を賦活(ふかつ)する必要があるというのが片山先生の考え方です. ≪呼吸法、運動はこちら≫ |
ハロルド・ロー先生が歯肉炎の原因が細菌であることを発表したころ、片山先生はすでにプラークコントロールを中心に据えた歯周病治療をおこなっていました. ≪片山恒夫先生とプラークコントロール≫ |
片山恒夫先生の歯科臨床哲学を勉強するために全国から歯科医師が集まったのが片山歯研セミナーです. ≪片山セミナー≫ |
1910年日光市生まれ. 大阪歯科医専(現・大阪歯科大)を卒業. 1936年から大阪府豊中市で開業. 歯周外科処置を行わない、ブラッシングと生活改善による歯周病治療で注目を浴びる. 片山フィロソフィーとよばれる歯科臨床哲学は多くの後進歯科医師に影響を与えた. 日本歯周病学会理事、評議員、口腔衛生学会評議員などを務める. 2006年逝去. |
片山恒夫先生の名前は「歯無しにならない話」と「歯槽膿漏-抜かずに治す」によって一般の人にも広く知れ渡るようになりました. | |
歯槽膿漏-抜かずに治す | 歯無しにならない話 |
《さらに詳しく》 | 《さらに詳しく》 |
自然良能賦活療法というのは“oral physiotherapy”という単語に片山先生があてた邦訳です. ゴールドマン先生やグリックマン先生の用いていたoral physiotherapyはブラッシングのことを指していましたが、片山先生はさらに“一口50回噛み”という要素を付け加え、“自然良能賦活療法という用語を用いるようになりました. ≪詳しくはこちら≫ |
診療時間 | ||||||
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
AM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
PM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
AM|午前9:00〜12:00 PM|午後2:00〜5:00 |
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休診日|木・日・祝祭日 |
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