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自然良能賦活療法というのはoral physiotherapyという用語に片山先生があてた邦訳です. |
Goldman&Cohen Periodontal Therapy |
Glickman Clinical Periodontology |
Oral physiotherapyは歯周病学のバイブルともいうべきゴールドマン&コーエン(Goldman&Cohen)のPeriodontal
Therapy(ペリオドンタルセラピー)やGlickman(グリックマン)のClinical Periodontology(クリニカルペリオドントロジー)に記載されている用語です. 「ブラッシングと50回噛みとを合わせて、歯ぐきの「自然良能賦活療法」と呼びます. 英語のオーラルフィジオセラピー(普通は口腔理学療法と訳される)に当たります.」 と『歯槽膿漏-抜かずに治す』に書いてあるように、「自然良能賦活療法」という用語は、主としてブラッシングのことを意味していた”oral physiotherapy”という概念に“一口50回噛み”という要素を付け加えた新たな考え方です. 1971年の日本歯科医師会雑誌によせた論文、「歯周疾患治療における“メインテナンス”とは−患者に行わせる療養について」には「歯周治療の要諦は1.原因の除去、2.病的組織の改善、3.組織抵抗力の付与であり、疾病原因が存続し、組織抵抗力が減弱したままであればいっとき病変組織が改善しても、長期にわたる安定した治癒は望みがたい」という記載があります. 歯周病が外科処置などにより一時的に「病変組織の改善」が得られたとしても、細菌のコントロールがおろそかで、組織の抵抗力が低下したままであれば、歯周治療の成功はおぼつかなくなります. 歯周治療を成功させる(その治療効果を長持ちさせる)には、患者が自ら行う厳密で丁寧な「片山式ブラッシング」とともに、食物を良く噛んで食べる「1口50回噛み」、および歯科医師の行う「自然に近い刺激で適切な歯周組織の活性化を行う手法」が必要であると、片山先生は考えていました.そして、この治療法を「自然良能賦活療法」と命名したわけです. |
診療時間 | ||||||
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AM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
PM | 〇 | 〇 | 〇 | / | 〇 | 〇 |
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